【宣誓】BCは、コンプライアンスを遵守します。

先日、Riot GamesよりLJL全所属チームへのコンプライアンス徹底が発表されました。
チーム”Burning Core”は、コンプライアンスの遵守は元より、LJL規約の遵守、そしてスポーツマンシップに則ったチーム運営を続けていく事を、ここに宣言いたします。
また、多数のお問い合わせをいただき、様々な憶測が飛び交っておりましたDara元選手(以下Dara)引退について、改めてここにその経緯を公開させていただきたく存じます。

Dara、引退発表の経緯について。

2018年4月4日に行われた入替戦「LJL 2018 Spring Promotion Series」終了後、Daraと今後の契約更新について話し合いが始まった際に本人より相談を受けました。
内容は、チーム移籍において発生したDaraのメンタル的な問題とその対策についてでした。

チームとしては出来る限りのケアと具体例を含めた最大限の配慮を行うと申し出ましたが、本人の口より「引退を考えている」という言葉が出てきたため、
彼がこれを原因として引退を表明することは日本リーグに大きな衝撃を与えると考え、チーム内で解決できる問題ではないと判断し、Riot Games様へ早々に連絡を行いました。
Riot Games様からの回答は発表にあった通りで御座いまして、それをDaraに伝えたところ、「起きてからではなく起こらないように事前対策はできないか」ということでした。

そこから更にあらゆる対策を模索し様々な分野の方々に相談を行い、可能な限りの提案を申し出ましたが、残念ながら彼が安心して出場できる環境を提供するに至りませんでした。
この点におきまして、当チームといたしましては大変力不足だったことを深く反省すると共に今後の大きな課題として真摯に、そして重く受け止めております。

そして何よりもLJLでプレイする彼の姿を楽しみにして下さっていたファンの皆様に、心の底から、大変申し訳なく思っております。
大変申し訳ございませんでした。

何度も説得する時間は設けましたがDaraの引退が決定的になったため、昇格祝と思い出作りとなるディズニーランドへ4月17日~18日に訪問。
Daraの帰国が4月24日(火)となっていたため、4月25日(水)に引退発表の公開を設定し、準備しておりました。
ですが、帰国前日の送別会において選手・スタッフらの涙ながらの説得に心が動いたDaraが「韓国に帰って心を落ち着かせてからもう一度引退について考えたい」と言ったため、帰国後よりしばらく時間が必要となりました。
その後、「やはり無理だという結論になった」とDaraより最終的な返事をもらったのが5月1日であり、本人は直後の2日に発表を希望しておりましたが、関係者への通達および連絡の関係上、発表は5月3日となりました。

Burning Coreとしましては規約に則り、一連の発表についての準備を行っておりました。
Daraの引退発表とロースターの変更を申請しなければ新しい選手を迎えることが出来ない他、またMSI日本代表チームが勝ち進んで行く可能性もあったため、終了時期が読めないことから、MSI開催前の出来る限り早い日程で正式な発表ができるよう調整し、今回このような日程での発表となってしまいましたが、決して意図的な発表日ではなかったことを皆様にご報告させて頂きます。

今後のチームポリシーについて

Daraのチーム移籍の際に在留カードに関する問題が発覚し、最初の相談を受けた際、警察へ届け出ることをチーム”Burning Core”として進言しましたが、Dara自身が「今までずっと一緒に戦ってきた(今回の問題に)関係のないチームメイトと、ファンに迷惑を掛けたくない」という一心から、Daraはこの問題を、自身と元チームの問題として処理しようとひたすら努力しておりました。
しかし、結果的に傷は一段と深くなり、本人の意思を尊重することが必ずしも選手を守ることに繋がらないという結果になってしまいました。

チーム”Burning Core”は、今回の反省点を踏まえ新たな方針を立てると共に、冒頭の宣誓、そして外国人選手については勿論、日本人選手についても何かしらのトラブルに巻き込まれた場合は、速やかに相応の機関(捜査機関等)へ相談することも必要であることなどを今後の指導に盛り込んでいく所存でございます。
今後二度とDara元選手のような事例を出さないよう、チーム・スタッフ、そして選手らが一丸となり、誠心誠意、eスポーツに向き合い、LJLでの勝利を目指し活動いたします。

どうか、今後とも皆様の応援を頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。

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